新卒のためのES対策と面接対策

 

~新卒のためのES対策と面接対策~

企業の軸を見定めること

どの企業も大体、履歴書とエントリーシート(ES)は必須になってきます。

このESが通るかどうかで、そもそも面接できるかどうかが決まってきます。

では、通りやすいESとは・・・

【自身が経験してきたことを踏まえ、今後の展望がきっちりと記載せれているかどうか】

もっと嚙み砕いて言うと【過去→現在→未来が起承転結の様に明確に書けているかどうか】です。

良く志望動機の例として、ネットで取り上げられている物の大半が

社会貢献できるから~や、
業界No1だから~等、ありきたりな理由をそれらしく記載してあるだけです。

これはハッキリ言って役に立ちません。

何千何百という応募者の中で、面接官が知りたいのは【あなた自身のストーリーです】
ネットに記載されていることを参考にするのは構いませんが、あくまで参考までに留めておきましょう。

では、もっと具体的な記入方法に触れていきます!

それは【企業と自身との接点のあるESにすること】です。
この【接点】という言葉がES、または面接においても大変重要なポイントになってきます。

企業にはそれぞれ、求める人物像があります。
例えば、
【魚をメインで出している飲食店が料理人の求人を出している】として、

その求人に対して
①肉をメインで出していた飲食店の料理人
②大手薬品メーカーでトップセールスだった販売スタッフ

どちらの人材が、求人を出している企業と多く接点があると思いますか??

満場一致で①ですよね?

つまり、いくら優秀な経験があっても企業が求める人物像と相違していた場合、不採用になるわけです。

ですので、ESを書く場合、企業の求人を【分解】</span>、あるいは【要約】することから始めます。
上記の例は極端な例なので、より実践的な例をあげると、

【自らの将来は、自らが切り開くことを考え、社内の各分野のプロフェッショナルが集結して、投資銀行やコンサルタントに頼ることなく、独自に買収の検討や作業を進めます。】

という一文が会社説明欄にあったとします。

この「自ら切り開く」は「主体性」と一言で置き換えることができますよね?
つまりこの企業の場合、【自身が主体的に動いた経験】をESに盛り込む必要があります。

ここがズレてしまうと、「企業が求めている軸」と「自身がアピールポイントとしている部分」が乖離してきてしまうので、残念な結果となりやすくなります。

これらは面接の志望動機においても同じことが言えるため、必ずやらなくてはいけない事柄です。

まとめると・・・

①企業の求めている人物像を求人票や企業の経営理念等で把握
②今までの経験(過去)→志望理由(現在)→将来の展望(未来)の中に、企業が求めている人物であることを示唆できる内容を入れ込むこと

になります。

言葉にすると当たり前かもしれませんが、数多く企業を受けると面倒で同じ内容の自己PRを結構使いまわしてしまうんですよね・・・(;´Д`)

社会人になる=組織人になる

ということなので、皆が一緒の方向を向いて仕事に取り組んだ方が会社としても発展するわけです。
逆に個々が好き勝手やっていたら組織の発展は望めません。

そういった意味でも企業が何を求めているのか理解することは凄く重要なのです!